【新製品】品質保証に貢献!ロボットを活用したインライン検査
面歪スキャニングセンサ LINE STRIPER の新バージョン LINE STRIPER CX の最大の特徴である”高速性”と”耐振性”を生かし、ロボットスキャンを実現した事例です。
多関節ロボットは高速で動かすときに振動が発生するため、従来はセンサヘッドを単軸ロボットで高精度に動かす必要がありました。振動に強いCXであれば、センサヘッドをロボットアームに取り付けて等速移動させることで、任意のポジション、ストロークで計測できます。さらに高速スキャンにも対応したことで、インラインでの全数検査を実現できます。
意匠性の高い洗面台天板に発生する面ひずみのインライン検査事例のCG動画を紹介します。
ロボットに直接取り付けることで、高速に広範囲を計測することが可能です。高速に広範囲を計測することが可能なため、生産ラインに組み込んでインラインでの全数検査を実現します。
インラインでの全数検査を実現することで、信頼性の高い高品質の製品保証が可能となり、より高い信頼性がクレーム削減や歩留まりの向上で生産性向上に寄与し、お客様の売上増大へ繋がります。今までの外観検査で見落としていた表面形状のひずみ検出や、従来の形状計測では発見できなかった微小な凹凸を可視化することが可能となります。また、高速でのインライン検査のため、従来の検査時間の大幅な削減にもつながり、コスト削減と生産量の拡充にも貢献できます。
ぜひこの機会に、表面形状のひずみ検査や微小な凹凸検査にお困りのお客様は、ご相談下さい。
また、新機能として「計測データの自動合成」を搭載しました。複数位置のスキャンデータを自動的に合成し、全体表示が可能です。
LINE STRIPER CX の特徴
従来比50倍
高速化
従来比50倍の高速化を実現。1mmピッチ計測で1000mm/secまで対応可能な為、高速で生産されるワークのインライン計測が可能です。
※LINE STRIPER (HIU-LS400) との比較
振動に強い
同軸光学系を新たに採用したことで、振動による距離変動の影響に強くなりました。さらに振動抑制フィルタ機能を搭載し、左右方向の振動の影響も抑制できます。
広範囲計測
センサヘッドもしくはワークを移動させ、広範囲の微小ひずみを連続計測できます。フィルムのシワ、金属シートの凹凸計測などにも適用できます。