ロバスト性
ロバスト性とは、日本語では「堅牢(けんろう)性」や「強靭(きょうじん)性」と訳されます。
ある系が応力や環境の変化といった外乱の影響によって変化することを阻止する内的な仕組みや、何らかの冗長度によって外部からの影響を排したり、影響を最小限に抑えたりする仕組みが、ロバスト性です。
当社では、制御分野や画像処理分野でよく使用する言葉です。
制御分野ではモデルに不確かさが存在する状況においても一定の性能を維持する制御器の設計手法として、画像処理分野では照明の変動やカメラの振動によるブレなどの外乱が働いても安定した検出・判断を可能とする技術として、「ロバスト性」を確立しています。
この記事へのコメントはありません。